長年、車には乗ってるけどメンテナンスについては全く無知な一児の父こと銀河です。
今回は、車のタイヤ交換についてお話したいと思います。
三年前中古で買ったエスティマに乗っているのですが、タイヤがすり減って、溝がなくなってるよってことでカー用品店から案内が届きました。
このカー用品店は以前に車検をしてもらっていたのですが、その時既にタイヤの寿命がギリギリでした。
面倒だったのとお金も掛かりそうだったのでその時の対処は最低限にしてもらって、タイヤ交換もスルーしてきました。
しかし、今回の再通知をもらったことで、改めてこの問題と向き合わざる得ないなと思うようになりました。
タイヤを確認してみると、確かに溝がだいぶ浅くなっているし、角もなんかなめらかだし、ゴムにも細かいヒビがたくさん入っています。
素人目に見てもコレは確かに限界かもな。。。
そう言えば、ガソリンスタンドでも指摘されたことがあったっけか。
という感じです。
ということで、今回は僕なりに調べた車のタイヤ交換について解説していきたいと思います。
正直、僕は車にそんなこだわりはありません。
最低限、安全で便利に使えれば十分です。
できればお金はかけたくないし、面倒なのも避けたいというのが本音です。
もちろん、カーメンテナンスの知識や技術も皆無なので自分で取り替えるとかは無理です。
そんな、僕同様のカーメンテナンス初心者の方でも分かるように最小限の知識で、タイヤ交換が分かるように解説していみたいと思います。
タイヤの寿命(消費期限)ってどのくらい?
そもそも、タイヤってどうなったら交換しないといけないんでしょうか。
カー用品店の人に聞いてみると、タイヤ交換の目安は4〜5年だそうです。
結構短いですね。タイヤの賞味期限。。
んー、でもカー用品店の人は当然、タイヤを売りたいわけだからかなり保守的な基準を引いている気がしませんか。
乗り方だって人によって違うし、車種によっても消耗具合は違うはずで、それで一律4〜5年と言われても納得いかないですよね。
正直、僕は、タイヤなんてパンクするまで使えるくらいに思っていましたw
じつは、タイヤ交換には明確な基準があります。
それは、
タイヤの溝が1.6mm以下になったら
です。
タイヤの溝が1.6mm以下の車に乗っていると道路交通法違反になります。
タイヤの溝にはスリップサインという突起がありまして、タイヤが削れて溝が浅くなってくると分かるようになっています。
そういや、教習所でならった気がしますねw
というわけで、最低ラインは溝が1.6mm以下です。
この基準は法律できまっているので絶対ですね。車検にも通りませんしね。
ただこれは、最低限のラインなので、実際、安全に乗るとしたら他の基準もあります。
・製造年から10年以上
・タイヤにひび割れ亀裂が入っている
・3万km以上走行
などです。
製造年から10年以上
製造年は、タイヤに記載されています。
メーカーによって違うんですが、数字4桁で書かれていることが多く、
例えば「3114」だったら、
2014年の31週目に製造と読むそうです。
後ろ二桁が年で、前二桁が週目ですね。
タイヤはゴムで出来ているので、時間とともに劣化してきて壊れやすくなったり固くなったりするそうです。
その目安が10年ということですね。
ちなみに、新品でタイヤを買う場合でも、製造年が2〜3年古いってことがあるそうです。
その場合は使ってなくても消費期限が短くなってしまうので、注意が必要ですね。
タイヤにひび割れ亀裂が入っている
タイヤのひび割れや亀裂は、目視で確認できます。
タイヤのひび割れや亀裂は、タイヤの破裂やバーストなどの事故にも繋がるのでチェックしておきましょう。
溝が十分残っていても、ひび割れがある場合は交換が必要になります。
ちなみに、僕の車のタイヤも、よく見たら細かいヒビがたくさん入ってました(怖)
3万km以上走行
それと、3万キロ以上の走行は、スリップサインと同様ですが、3万キロくらいの走行で溝がなくなる目安だそうです。
ちなみに、新品のタイヤは溝が8mmあって、5000kmごとに1mmづつ減っていくそうです。
5000kmで1mmですからね。普段乗っててもタイヤの溝の変化なんて気にしてられないですよね。
というわけで、これらを目安にしてタイヤ交換時期を判断するのがよかろうと思います。
タイヤのサイズを調べる
タイヤの交換をするには、タイヤのサイズを知る必要があります。
タイヤのサイズは、タイヤにかかれています。
上の写真をご覧ください。
215/55R17
と書かれているのがわかるかと思います。
これば僕の車のタイヤのサイズです。
カー用品店へ行けばたくさんタイヤが並んでいますが、必ずこのようなタイヤのサイズが書かれています。
これと同じサイズのタイヤに選べばいいわけですね。
タイヤは4つありますが、普通の乗用車であれば大抵の場合4つとも同じサイズです。
場合によっては、前輪、後輪で違うサイズの場合がありますので、両方のサイズを確認しておくといいでしょう。
タイヤのブランドについて
タイヤのサイズがわかったら、次はタイヤのブランド(メーカー)を選びます。
タイヤのブランドというのは、
ブリヂストン
GOODYEAR
MICHELIN
ダンロップ
YOKOHAMAタイヤ
TOYOタイヤ
などが有名ですね。
ブランドによって性能や品質が違って値段も差があります。
カー用品店の人が言っていましたが、タイヤは靴のような商品ラインナップになっていて、NIKEやアディダスは有名だし、品質の信頼性もあって、値段も高い。みたいなことがタイヤにも言えるということだそうです。
お店で買うかネットで買うか
タイヤはネットで買うこともできます。
一般的にお店で買うより、ネットで買ったほうが安いです。
TOYOタイヤ TRANPATH mpZ 215/55R17
というタイヤで値段をく比べてみます。
カー用品店ジェームスでタイヤ4本セットの値段はこちら。
58,200円(税抜)
価格コムで最安値で同じタイヤ4本の値段はこちら
35,600円(税抜/送料込み)
これで比べると22,600円も差があります。
じゃあ、ネットで買えばいいかなって思いますよね。
ただし、タイヤの購入と取り付け交換はセットで考えなきゃなりません。
いくら値段が安くなってもあまりにも手間がかかるのは困ります。
どこで交換する?カー用品店へタイヤ持ち込みでタイヤ交換は依頼できない?
ネットで買うとしたら、ネットで買ったタイヤを車のトランクにでも詰めて、カー用品店へ出向いて取替だけ依頼することになります。
ところが、困ったことにカー用品店では持ち込みタイヤの交換は出来ない、もしくは出来ても割高になる場合があります。
ジェームスでは新品タイヤの持ち込みは出来ないとのことです。
ちなみに、ジェームスで買ったタイヤであれば、1本あたり1500円、4本で6000円(税込み)でやってもらえます。
タイヤ館では、持ち込みタイヤは1本あたり1,000円の加算でやってくれるようです。
通常工賃1本3,000円、4本交換で12,000円、持ち込みタイヤは4本で16,000円になります。
少し高いですね。
オートバックスは店舗によって方針が違うようです。
店舗によっては持ち込みタイヤをできる店舗もあれば、一切やっていない場合もあり、やっている場合でも店舗によって値段が違います。
一例ですが、オートバックスの持ち込みタイヤ交換の相場が一本当たり1,500円〜2,500円くらいで、4本で6,000円〜10,000円くらいになるようです。
まあ、ようするに、他で買ったタイヤを取り付けだけやるのはカー用品店も儲からないからあまりやりたくないということですね。
また、Amazonが提供しているタイヤ交換サービスもあります。
Amazonで購入したタイヤを近所にある取付店へ直送して、取り付け作業をしてもらえるサービスです。
値段は、17インチ-4本の交換で、¥9,504です。
値段も妥当だし、宇佐美やENEOSなどのガソリンスタンドも取付店に入っているので、近くに利用できるお店が見つかりやすいです。
しかも、Amazonでのタイヤの値段も安いので、悪くない選択肢ですね。
もっとも安く楽にタイヤを交換するには?
どの方法でタイヤ交換すればいいか、値段と簡単さを比較して見てみましょう。
値段と簡単さ加減のバランスで3パターンを選びました。
1.ジェームスでタイヤを買ってそこで交換してもらう方法
タイヤ4本
58,200円
取替工賃4本
6,000円
廃タイヤ処分料4本
1,200円
合計
65,400円(税別)
簡単さ100点
これが、一番手間がかからず楽だし、間違いも無いですね。
まあ、その分、値段もそれなりになりますが。
タイヤ自体が高い分、取替工賃が若干安くなります。
2.価格コムで買ってタイヤ館で交換してもらう方法
タイヤ4本
35,600円
取替工賃4本
16,000円
廃タイヤ処分料4本
1,200円
合計
52,800円(税別)
差額12,600円
簡単さ60点
タイヤを持ち込むっていう手間はかかりますが、1万円以上安く済みます。
タイヤを別で注文することになるので、自分でちゃんとサイズなどを調べて間違い無いように買う必要があります。
3.Amazonで買って近所取付店でやってもらう方法
タイヤ4本
38,200円
取替工賃4本
9,504円
廃タイヤ処分料4本
1,200円
合計
48,904円(税別)
差額16,496円
簡単さ70点
タイヤを直接取付店へ送れるので、その点は楽です。
値段も一番安く済みそうですね。
ちなみに、このAmazonで買う場合ですが、レビューによるとトラブルも多いようで、タイヤ販売店と取り付け店がそれぞれバラバラなので、上手く連携出来ずに、予約日にタイヤが届いてなかったりなど面倒もあるようです。
その場合、Amazonを含め、どこが責任を持つのかっていうのも明確ではなく多少不安材料もあります。
3つの方法で比較しましたが、上記以外にもカーディーラーでやってもらう方法や、タイヤ交換を得意とする自動車整備工場を使う方法などもあります。
それぞれ、手間(簡単さ)と値段のトレードオフなのでどこまで手間を掛けるか、値段で妥協できるかの相談で決めるのがいいのかと思います。